- 糖尿病だけどどんな運動したらいいかわからない
- 医者に運動しろと言われた
- 食生活だけを改善すればいいのかな
そのような方に読んで頂きたい文章となります。糖尿病になるとお医者さんから適度に運動をしましょう。
と言われますが、具体的にどんな運動をすると良いのでしょう。
今回はその運動方法などについてご紹介します。
筋肉と血糖値の関係
筋肉量の減少や筋力の低下について、糖尿病の人は特に注意が必要です。
筋肉量が減ると筋肉のブドウ糖の消費量が減って血糖値が上がりやすくなります。
筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり、血糖値の調節を行う働きがあります。
食事をすると、血液中に増えたブドウ糖の一部は筋肉に取り込まれます。
筋肉量が減るとブドウ糖をためる場所が少なくなり、血糖を調節する力が低下する為、血糖値が上昇します。
運動方法
有酸素運動
従来、糖尿病の人は「軽い運動をしなさい」とお医者さんに言われてきたと思います。そのため「軽い有酸素運動」を推奨されていましたが、筋肉量を増やすために、「中程度の強度の有酸素運動とレジスタンストレーニング」が効果的とされています。
中程度の強度とはややきつく感じるくらいをおススメします。
筋力トレーニング
中程度の強度の有酸素運動と合わせて筋肉量を増やすために、レジスタンストレーニングを行うとことを勧めます。
レジスタンストレーニングは簡単に説明すると筋力トレーニングです。こちらも中程度の強度にしましょう。
ボディビルダーのように追い込む程の筋力トレーニングはやらないほうが良いと思いますが、可能な範囲で積極的に取り組みましょう。
どちらも、「よしトレーニングを頑張るぞ」激しい運動から急に始めると、思いもよらない不調が生じる可能性がありますので、ストレッチや準備体操を行ってから、最初は軽い運動から徐々に強度をあげ、「ややきつい」と感じる強度に上げましょう。
また、合併症やほかの病気をお持ちの人は、事前にお医者さんに相談しましょう。
筋肉をつけるための食事
糖尿病の人は、インスリンの分泌があまり良好ではない場合は、急激に血糖値を上げる炭水化物などは制限する必要があります。
基本的には炭水化物を過度に摂らず、三食バランスのとれた食事をしましょう。
また、トレーニングを行った後は筋肉をつけるための材料として、少しタンパク質の量を増やしても良いでしょう。
腎臓に合併症状がある場合はお医者さんに相談し、腎臓に優しい食事を摂りましょう。塩分やタンパク質、カリウムの量を心掛けるようになります。
有酸素運動は筋肉の血糖を減少させてくれます。
そのため血糖値の改善には効果的です。筋力トレーニングは筋肉の量を増やすので、糖の消費そのものが増えます。
有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが一番の効果が期待されますが、続けることが一番大切ですので、まずは、取り組める方から始め、少しずつ強度やボリュームを増やしていきましょう。
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