ビタミン摂らないといけないとよく聞くけど、量を気にせずに摂取してもいいのか、いろいろなメーカーからビタミンのサプリメントが販売されているけど違いはあるのか?
このようなお悩みに答えていきます 。
- ビタミンの摂りすぎは体に悪影響があるのか
- おすすめのビタミンサプリメント
- ビタミンの摂りすぎは体に悪影響があるのか
ビタミンを摂りすぎることによるリスクは水溶性ビタミンか脂溶性ビタミンかによって変わります。
水溶性ビタミン
名前の通り水に溶けやすいビタミンの種類で、
ビタミンB群、ビタミンCがあります。
これらのビタミンは、水に溶けやすい性質を持つビタミンですので、体内に入っても余分な分は吸収されずに尿として排出されます。
ビタミン剤を飲んだ経験のあるかたですとお判りいただけるかと思いますが、飲んだ後にトイレに行くと尿の色が濃いですよね。あれは吸収されなかったビタミンが排出されているのです。
ですので、これらのビタミンを摂りすぎることによって体にリスクは低いと言えます。
しかしビタミンCに関しては、3g~4gほどの大量摂取で下痢や腹痛の症状も確認されているので、注意は必要です。
脂溶性ビタミン
先ほどの水溶性ビタミンとは違い、脂に溶けるビタミンです。種類は、ビタミンA、ビタミンDビタミンE、ビタミンKがあります。
これらのビタミンは、尿としては排出されず、体内に滞在し、摂りすぎると悪さをすることがあります。
厚生労働省が発表している内容をもとに説明していきます。
ビタミンA: 頭蓋内圧亢進、皮膚の落屑、脱毛、筋肉痛が起こるとされています
過剰摂取の基準値は推奨量の成人男性の場合15倍、成人女性だと20倍もの量の摂取が必要だと言われています。過剰摂取の基準値を超えるとこのようなリスクが高まると考えられていて、必ず発生するわけではありません。
多く含まれる食べ物
豚レバー、鶏レバー、ウナギ、
などの動物性食品です。
ビタミンD:高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化障害などが起こることが知られています。
このビタミンDは紫外線による皮膚での産生がされていますが、その量は調節されており、必要以上のビタミン D は産生されません。
したがって、日照によるビタミン D 過剰症は起こりません。
推奨量に対して過剰摂取の基準値は20倍もの量が必要だとされています。
過剰摂取の基準値を超えるとこのようなリスクが高まると考えられていて、必ず発生するわけではありません。
多く含まれる食べ物
まいたけ、しいたけ、しらす干し、さんまなどです。
ビタミンE:大量に摂取しても問題がないとされているため、過剰摂取の基準値は設定されていません。
普段の食事からでは足りないことと、摂りすぎになることもありませんので、特に意識する必要はないかと思います。
ビタミンK:大量に摂取しても問題がないとされているため、過剰摂取の基準値は設定されていません。
このビタミンKは、骨を強くするためのビタミンで、ジュニア向けのサプリメントでよく含まれています。骨粗しょう症の治療でも使われており、摂取基準より200倍もの量を使っても特に副作用は確認されていません。
普段の食事から摂れているのと、摂りすぎになることもありませんので、特に意識する必要はないかと思います。
この文章を読んでいただければお判りいただけたと思いますが、ビタミンAとビタミンDに関しては、過剰摂取によるリスクがあることがお判りいただけると思います。
それ以外のビタミンは特にリスクもなく摂取していただけます。
1日に摂るべきビタミンの量を食品からのみで摂るのは非常に難しいです。ですので、ビタミンのサプリメントを活用することをおすすめします。
それぞれのビタミンを個々で摂ってもいいのですが、コストや手間がかかるのと、どれをどれくらいの量飲めばいいのかわからないという方がほとんどだと思います。
ですので、色々考えるのが面倒であったり、よくわからない方はマルチビタミンと言われる複数のビタミンが配合された商品をしましょう。
おすすめのマルチビタミン
たくさんのマルチビタミンが販売されていますが、特に私がおすすめしたいのが「ビーレジェンドV&M」です。
まず、1粒が小さく飲みやすいのが特徴です。海外のものだと初めて見るくらい大きいサイズのものがあったりしてなかなか飲み込むのが難しいです。
この「ビーレジェンドV&M」の場合だと、1日8粒摂取を目安とされていて、小さく作られているのがわかると思います。
水溶性ビタミンは尿から排出されてしまうのでこまめに摂ることが重要ですが、このマルチビタミンではこまめに摂ることが可能になります。
他の商品だと水溶性ビタミンを摂るために多くの脂溶性ビタミンを摂らなければいけないというリスクにつながります。
いかがだったでしょうか?
身体のためには必ずビタミンは必要です。しかしビタミンAやビタミンDを摂りすぎると不調の原因にもつながるかもしれませんので、サプリメントは用法用量を守ってお使いください。