今回は痩せる食べ方というのをテーマに今日からでもできる「食べ順ダイエットを」を紹介していきます。
「食べ順ダイエット」とは血糖値を緩やかに上げる方法です。
そもそも太るメカニズムというのは、食べ物が分解され、吸収される過程で、細胞内に過剰に栄養が運ばれてしまうことにより脂肪が増えます。
この栄養を細胞に運ぶために分泌されるのがインスリンというホルモンです。
インスリンは空腹時に白米やパンなどを食べると大量に分泌され、脂肪を蓄えます。
つまりダイエットではこのインスリンをいかに急に出しすぎないかが重要となるのです。
ではインスリンを出しすぎないようにするにはどうしたらいいか?
その方法とは野菜を最初に食べることです。野菜に含まれている食物繊維には、体内に入った糖質や脂質の吸収スピードを緩やかにする作用があります。
これが脂肪の蓄積の原因となる血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。
サラダがあれば先に食べきってしまったほうが良いということです。
また先に野菜を食べることにより満腹感を得やすいため、結果的に食べ過ぎを防ぐ効果もあります。
以下の順番で食べていきましょう。
1.野菜や海藻類、きのこ類
野菜は大きめにカットしたものがおススメです。
ブロッコリーやキャベツなど噛み応えのあるものがいいですね。
海藻やキノコなどもビタミン・ミネラルが豊富で◎
2.汁物
野菜をたくさん入れたお味噌汁などが理想的です。
お味噌汁は塩分が多めですが、野菜や海藻に豊富なカリウムは塩分の排出を助けるため非常に理にかなっています。
水分がほとんどなので満腹感も得やすいですね。
3.お肉や魚
食事で不足しがちなたんぱく質は積極的に摂取していきましょう。
たんぱく質は血糖値を上げる要因にはならないためおススメです。
特に魚類がおススメです。
サバやイワシなどの青魚に豊富なEPAという脂質は体では作れませんので積極的に摂取していきましょう。
鶏肉なども脂質が少なく、消化もスムーズなためいいですね。
4.ご飯やパン、麺類
そして最後に来るのがご飯やパンです。ここまで長い間お疲れさまです。
おそらくここまでの過程でお腹いっぱいになっているかもしれませんね。
味気ない場合は魚や肉と一緒に食べても大丈夫です。
ちなみに、食べるとすればお茶碗1杯(150g)くらいか食パン1枚くらいがいいですね。
このご飯やパンも、玄米や全粒粉パン、オートミールなら100点です。
いかがだったでしょうか?
是非、今日の食事からこの食べ順ダイエットを実践し、太りにくい体を作っていきましょう。