筋肉痛があるときにトレーニングはしても大丈夫なのか?
どういった形でトレーニングを回すのが1番いいのでしょうか?
このような悩みを持つ方は多いと思いますので解説していきます。
筋肉痛があるときにトレーニングをしてもいいのか?
結論から言うと、答えは「しない方がいい」です。
なぜなのか?
1.筋肉は休んでいるときに発達する
筋肉が成長するのは筋トレをしている最中ではなく、それ以外の時間だからです。
筋肉痛が残っているということは、筋肉が回復しようとしている証拠で、回復しようとしている最中にまた筋肉にストレスを与えてしまうと成長しようとしている筋肉の成長を止めてしまうことになります。
トレーニングというのは筋肉にストレスを与える作業で、そのトレーニング中というのは筋肉が成長するどころかむしろ分解される働きの方が強くなっています。
トレーニングをしてしっかりと刺激を与えることは重要ですが、トレーニング以外の時間はしっかりと休ませることがそれ以上に重要です。
2.強度が落ちる
筋肉痛が残っていると今までのトレーニング強度でできなくなってしまいます。
筋肉を成長させる1つの方法として、重量を重たくしていくことが重要なのですが、筋肉痛があるとなかなか重量を上げるのが難しいです。
もっと言うといつもできている重量をこなすのさえ難しいので、そうなるとなかなか筋肥大は見込めなくなってしまいます
もう1つ強度を上げる方法として、回数を増やすということが挙げられるのですが、そもそも筋肉痛が発生する原因として、高回数をしたことにより体内に化学物質が発生し、その化学物質が痛みを引き起こしているのだと言われています。
筋肉痛がある状態でさらに筋肉痛を引き起こす物質を出してしまっては筋肉が悲鳴を上げますので、回数を増やす方法でも強度を上げることができません。
強度を上げられないのであればレーニングは休んだ方がいいでしょう。
どれくらいのタイミングであれば筋トレをしてもいいのか?
いけるかな?と思った次の日にしましょう。
おそらくしっかりと追い込んでトレーニングができていれば筋肉痛は2、3日続くと思います。
3日目あたりに、「痛くはないけどトレーニングはできそうかな?」という感覚になっていると思います。
そのような回復しかけのタイミングだと、完全に回復していないことが多くあります。
油断して怪我にもつながる可能性がありますし、そうなった次の日からトレーニングを開始することをおすすめします。
毎日トレーニングをする方法
月額料金を払ってジムに行っているのに週1回だけしかジムにいくことができないのはもったいないですよね。
マッチョたちは毎日ジムに行っているのはご存知ですか?どうやってトレーニングをしているのでしょうか?
実は彼らは毎日部位を変えてトレーニングを行っています。
例えば、
月 胸
火 背中
水 腕
木 肩
金 脚
土 オフ
日 腕
このような形で毎日違う部位を鍛えることによって筋肉痛がある部位を外してトレーニングを行うことが可能です。
回復スピードの速い腕は週2回して、それ以外の部位はしっかり回復するように週1回ペースにしています。
あくまで一例ですが、このように部位を変えてトレーニングをすることで毎日鍛えることができます。
ここまで時間がないといった場合は、
胸、肩、三頭筋の日
背中、二頭筋の日
脚の日
これを間にオフを挟みながら回していくという方法をおすすめします。
この方法であれば週3~4回はジムに通い全身を鍛えることができますし、中5日は必ずオフが入るので回復できていないということもほとんど起きません。
ある程度時間に余裕もできると思いますので試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
筋肉痛がある場合は、トレーニングはしない方がいいです。
部位を分けてトレーニングすることで毎日筋肉痛の影響がなく鍛えることができます