いきなりですが筋肉質なたくましい男性って何をもってそう感じますか?
6つに割れた腹筋?いやいや服を着てしまえば見えなくなってしまいます…
男は黙って”胸板”でしょう!!
服を着ていても隠しきれない胸の厚み。
胸の下に影があったら、誰が見ても第一印象は「あ、マッチョ!」となるでしょう!
今回はそんな胸板を作るべく、胸トレの解説を行っていきたいと思います!
胸トレといっても沢山ありますが、その中でも今回は「ダンベルプレス」をご紹介します。
数ある胸トレの中でなぜダンベルプレスなのかというと、胸から負荷を逃がさずに動作しやすく、ストレッチもかける事のできる万能種目だからです!
ですがフォームによっては腕や肩に効いてしまうというような事もあり、正しい胸に効かせるフォームを理解しておかなければなりません。
という事でダンベルプレスのコツや注意点をまとめました。
負荷を逃がさないポイントは「カーブ」「外向き」「胸ライン」
ダンベルプレスの基本的なフォームは、ベンチ台に仰向けに寝てダンベルを持って上げ下げ、ですよね?
この上げ下げの時に一つ目の重要なポイントがあります。それはズバリ軌道を「カーブ」させる事。
外に膨らむようにカーブしながら上げています。
このラインをたどることで常に外側にダンベルが倒れようとする力が働き、胸への負荷が抜ける瞬間を最小限に抑えることができます。
基本的に筋トレにおいて負荷が抜けないように動作をする事はとても大切です。
この軌道でダンベルを下ろすことで、筋肉に負荷をかけながら引き伸ばす事になりしっかり胸にストレッチをかける事にもつながります。
そして二つ目の重要ポイントはダンベルを下げた時のこぶしの向きです。
ダンベルを下げ切った所をボトムポジションといいます。
そのボトムポジションでの基本的なこぶしの向きは上向きです。
これはダンベルを安定させる為に肘を垂直にキープするからですが、ここをあえて少し「外向き」に肘を倒してこぶしも外向きにします。
そうするとボトムポジションでも外側にダンベルが倒れようとする力が働くので胸に強い負荷が感じられるはずです。
ただし倒しすぎは負荷がかかりすぎるため、10°~30°程度に留めてください。
そして三つめが「胸ライン」で動作する事。
このライン名は自分が勝手に名づけましたが、上から見たときにダンベルと乳頭が横に一直線に並ぶラインの事で、このライン上で動作しないといけません。
よくあるパターンが肩のラインで上下している人。名前の通り肩とダンベルが並ぶラインの事で、上から見た時T字になっています。
このラインで上下させると肩へのストレッチが強くなり痛める原因となります。
また比べていただくと分かりますが、胸ラインと肩ラインでは可動域に大きな差があります。
胸ラインでしっかり肘を下げることで可動域を大きく取る事ができ、胸に対して上手くストレッチをかける事ができるのです。
この三つを意識するだけで胸への刺激は全然違ってくると思います。
知らなかった!という方は一度お試しください。
こういった細かいコツの積み重ねがトレーニングの質を高め、理想の胸板へと変貌を遂げるのです。
夏でも冬でも服の上から隠しきれないぶ厚い胸板を目指してあなたもLet‘sプレス!!